夏の中のもうひとつの夏が終りました。戻ってきた普通の夏をどう過ごすか。今はちょっともて余し気味。
とても熱心にテレビ観戦したオリンピックでした。
覚えているオリンピックは1960年のローマ以降ですが、今回がいちばん堪能したように思います。
特に団体競技に燃えましたねえ。
最高はフェンシング男子団体フルーレ準決勝。残り1秒から追いついての延長、逆転勝利は信じられないぐらい凄かった。太田選手が観客に向かって雄たけびしたのも十分に納得しました。
男女のサッカー、水泳メドレーリレー、女子卓球、女子バレーボールも応援のしがいがありました。最後まで諦めない精神力の大切さを改めて感じるとともに、それを持ち合わせている選手たちには頭が下がります。
個人競技ではレスリングとボクシングを熱心に追いかけました。
男子柔道は見ていてつらいものがありました。武道であることに、そこまでこだわる必要があるのか。それならば、なぜ「金」以外のメダルは価値がないような言いかたをするのか。すんなりとうなずけないものが残ります。
短距離のボルト選手は観ている者を楽しませ、勇気付けてくれる天性のヒーロー。水泳の北島選手ともども、今大会も観ることができて幸せでした。
次は、パラリンピック。ここにも本当のスポーツの楽しさ、喜びが溢れているはず。楽しみにしています。