惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ミミズ堆肥

2019-08-19 21:09:56 | ミミズ

 このところの猛暑に比べるといくぶんましな暑さ。最高気温 32.4℃(隣町アメダス)。

 ずっとやろうと思っていたミミズ堆肥の取り出しをしました。
 今回は外の「別宅」で飼っているミミズの堆肥。

 室内のミミズ御殿は台所の生ゴミ処理専用ですが、別宅では庭の雑草やプランター及び市民農園の作物の残骸を処理しています。
 御殿の作りはややぞんざいで、プラスチックのストッカーを3個積み重ね、上2個の底に細かい穴をたくさん開けてあるだけ。でも、これで十分なんですね。
 上2個に植物の屑とミミズが入り、いちばん下のストッカーはおしっこを溜めるだけ。

 今日は真ん中のストッカーに出来た堆肥を取り出し、中に潜り込んでいるミミズを取り除けました。
 ベニヤ板にぶちまけて、小山をいくつも作り、堆肥だけをつまんで山をだんだん小さくしていきます。最後には、いくつものごく小さい堆肥が残ります。その中でミミズはスパゲティ状になって「ミミズ団子」を形成。これをまた植物屑の中にもどして、堆肥は袋で保管します。

 あまり暑いと、人間もミミズもつらいので、ずっと見送ってきましたが、今日はなんとかやれました。ホッ。


1969年

2019-08-18 21:02:25 | 映画

 昨日のつづきのようになりますが、畑で出遭ったバッタ。

 ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)のメスですね。これも害虫ではありますが、大きさといい、名前といい、なんだか畏敬の念を覚えてしまい、やっつけられませんでした。

 昨日のNHK・FM、ピーター・バラカンさんの「ウィークエンドサンシャイン」は1969年特集。
 2年前から、毎年、50年前のミュージックシーンを振り返る特集をやってます。前回、前々回とも、とても興味深く聞いてますが、この年、私は高校3年生で、洋楽びたり。映画にも目覚めた頃で、大変思い出深い特集でした(とはいえ、音楽環境がバラカンさんとはまるで違うので、音楽シーンの印象も異なりますが)。

 番組の中で、この年の映画として『イージー・ライダー』に触れ、ステッペンウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」がかかりました。
 昨日はたまたま、製作・脚本・出演でこの映画に関わったピーター・フォンダさんの訃報が伝わった日でしたが、早朝の番組では情報が入ってなくて、バラカンさんはそのことには触れずじまい。『イージー・ライダー』という映画にはあまり関心しなかったようなことを言ってました。

 が、私にとってはとても重要な映画で、主演したピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソンへの敬愛の念はずっと消えることがありません。南部から西部にかけてのアメリカが排他的で非寛容な土地柄であることは、この映画で思い知りましたし、トランプ大統領時代の今も、その傾向に変わりはないのだと感じています。

 ついでにいえば、ピーター・フォンダさんの姉のジェーン・フォンダさんも、1969年にはとても重要な映画に主演しました。邦題『ひとりぼっちの青春』(原題/原作のタイトルは『彼らは廃馬を撃つ』)で、彼女に対する印象は前作の『バーバレラ』から一転。これまた尊敬すべき俳優となりました。


2019-08-17 20:52:19 | 

 台風10号の影響もほぼ消え、朝、市民農園へ出かけました。

 ぐるっと見回っている途中、ナスの葉っぱの上にぐじゃぐじゃした透明なものがあるのを見つけました。

 ハラビロカマキリの脱皮した殻だろうかと思い、帰宅してツイッターに写真を載せたところ――
 「オンブバッタの脱皮殻のようですね」と、『今日の早川さん』のマンガ家COCOさんが教えてくれました。

 そうだったのか!
 カマキリなら害虫を食べてくれるのでありがたいのですが、オンブバッタは野菜の葉をムシャムシャ齧る害虫です。そんなやつがうちのナスに来ていたとは……。

 そういえばこれからはオンブバッタが増える季節です。
 畑の虫たちも季節によってどんどん変わることがだんだんわかってきました。まわりの林からはツクツクボウシの声が聞こえるようになりました。


工作

2019-08-16 20:53:41 | 日曜大工

 今日は久しぶりに工作をしました。バイクのナビを取り付ける台座作り。

 ソニーのパーソナルナビ「NV-U35」を買ったのはもう10年ほど前になるでしょうか。とっくに生産終了し(スマホ登場で太刀打ちできなくなりました)、地図情報を最後に更新してからも5年は経っているはず。
 すっかり時代遅れの代物ですが、スマホを持たない身としては、バイクに、自転車に、徒歩の際にと、便利に活用し続けています。
 バイクに搭載するには、買った時に付属していたクレイドルをハンドルの間に据え付ける工夫をしてあったのですが、このクレイドルも時間とともに劣化し、すごく具合が悪くなりました。4日前に新座まで出かけ、帰りに迷子になったのは、クレイドルの不調でナビを頼りづらかったせいもあります。

 しょうがないからバイクへ搭載するための台座を作り直そうと決めたのです。

 アルミ板を加工して新しい台座を作り、固定にはバックミラーのネジを共用(従来はマジックテープなどを利用していました)。

 2時間あまりかかったかな。黒くペイントし、見てくれもまずまずのものが出来ました。
 これでまたナビを頼りに出かけることができます。


ブラウンパプリカ

2019-08-15 21:13:27 | 園芸

 台風10号は足摺岬の西から豊後水道に入り、広島へ上陸した後、島根に抜けて日本海へ。一日かけて西日本を縦断しました。

 朝、こちらは風雨ともたいしたことがなく、市民農園へ。
 小玉スイカなどを収穫しましたが、実っているパプリカの色にびっくり。

 茶色というか、もっと奇妙な……。そう、ドドメ色とでもいいたいような。

 本来は赤パプリカ。
 緑色から赤へと色づく途中、こんなことになっているのだと思います。

 「赤」と「緑」は補色の関係にあり、絵の具を混ぜると褐色になりますね。それと同じ現象が起こっているのでしょう。
 葉緑素の緑とカルチノイドの赤が、今、拮抗し合ってこうなっているのかと愚考します。

 もう少し経てば、カルチノイド成分が多くなり、赤くなるのでは?
 様子を見たいと思います。