夏の運動は早朝のサイクリングに限る!というのが私の持論で現在実行中です。実は少し前まではスポーツクラブで動かない自転車を漕いでいたのですが、マスクを着けての運動が嫌になり、クラブを退会したのです。
さてサイクリングといっても街歩き的なものですから、目標があった方が気合が入ります。真夏ですから目標は涼しい方が良い。そこで選んでみたのが「名水巡り」です。
実は自宅(西東京市)に近いところに環境庁が選んだ平成の名水百選の内2つがあります。「落合川と南沢湧水群」と「新座・妙音沢」です。これはもう行ってしまいました。
そこで東京都環境局が選んだ「東京の名湧水57選」の内近くのものを巡ってみることにしました。
57の名湧水を地図にプロットして回る手順を考えることにしました。そのためにはグーグルのマイマップに取り込むのが一番便利です。
次のような手順で処理を進めることにしました。
- 観光局のホームページから57の名湧水の名称と所在地をエクセルに取り込む
- 取り込んだエクセルに名前をつけて保存する
- グーグルマップのマイマップを開きエクセルデータをインポートする
これで第一段階は終わりです。地図上の「ルートマーク」をクリックして「自宅」と「行きたい湧水マーク」を登録します。移動手段は自転車なのですが、自転車を選択すると「ルートが見つかりません」と出てきました。そこで「徒歩」を選択します。点が縦に3つ並んだレイヤーオプションから「詳細なルート」を選択すると「距離」と「所要時間(徒歩の)」が出てきます。
こうして湧水をプロットすると次のことがわかります。
湧水とは地下水が崖下や谷間から自然に湧き出ているもので、東京の場合は多摩川が作った武蔵野台地の湧水が中心になっています。だから湧水は東京都の西側にしかありません。
そしてハケと呼ばれる国分寺崖線に集中していると考えてよいでしょう。これらの湧水群は片道10㎞~20㎞程度のサイクリングで訪れることができそうです。
真夏は近いところを回り少し涼しくなってから遠くに足を伸ばすことにすると名水巡りは私のサイクリングの手ごろな目標になりそうです。