金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

市の特定健診に行ってきました

2023年08月07日 | 健康・病気
 今日の午前中、市が無料で提供している特定健康診断に行ってきました。医師の診断や血液検査はかかりつけのクリニックで行ったのですが、最後に眼科により、眼底検査をして貰いました。眼底検査で瞳孔を開いたため、今でもまだ見え方が少し不自然です。
 ところで市が提供している健康診断は略して「健診」ですが、案内状を見ると「同時にできる『検診』」として大腸がん検診や前立腺がん検診などの「検診」があります。
 調べてみると「健診」=健康診断は、「現在何らかの病気を発症していないか」「今後なんらかの病気を発症するリスク因子があるかどうか」を確かめるもので「検診」は「特定の病気にかかっているかどうかを調べる」目的で実施するそうです。
 今回は「大腸がん検診」だけを受けました(前立腺がん検診は偶数年齢なので該当せず)。
 ふと思ったのですが、50代の頃はかなり高いお金を払って「人間ドック(または半日ドック)」に行ったこともあるのですが(大体は会社が行う健診で済ませていたのですが)、70歳を過ぎてからは人間ドックには行っていません。
 その理由の一つは高血圧等の生活習慣病については、定期的にかかりつけのクリニックに行っていて、実害がでない範囲に収まっている(と感じている)ことにあります。
 がんについては、早期発見が重要と言われていますが、統計的には「検診」で発見される割合は15%程度で、残りは自覚症状や他の疾患の経過観察からがんと分かったということです。
 1年に1回や2年に1回の検査ではその間にがんを発病することもあるからでしょうか?
 ただ私が「健診」で重視していることは、「同じクリニックや眼科医で健診を受け続ける」ということです。そうするとお医者さんが過去からの変化を見てくれますから、「良くなっている」「前とかわらない」「悪くなっている」という傾向が分かります。年齢を重ねていくと「良くなっている」ということはほとんどありませんので「前とかわらない」を持って良しとしようと考えています。

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一番のコロナ対策は運動

2023年01月17日 | 健康・病気
 今朝(1月17日)の読売新聞トップには「脱マスクいつから」という記事が出ていた。政府が感染リスクが低い環境ではマスクを外すように進めていても脱マスクが進まないという話だ。
 マスクの弊害は多い。集中力が落ちる。相手の表情が見えないことによるコミュニケーション不足。十分な呼吸ができないことによる運動不足などが主な弊害だ。中でも私はマスク着用による運動不足が大きな問題だと考えている。
 最近登山やスキーなどオープンエアで体を動かすスポーツでもマスクをつける人がいるが馬鹿以外のなにものでもない。
 また私が通っているスポーツクラブでもマスクの着用をうるさく言ってくるが、パーテーションで囲まれたトレッドミルの中を走ることに大きな感染リスクは感じない。むしろ呼吸が不十分なことで引き起こされる呼吸器系への悪景況が懸念される。施設運営者が思考停止に陥っているか、あるいは思考することをやめてしまったのかその原因は分からないが由々しき事態であることは間違いない。
 今朝読んだWSJに「運動はコロナの影響を抑えるのに役立つ」という記事があった。記事の元になっている研究はアメリカ予防医学ジャーナルに掲載されたということだから信頼性は高いだろう。
 記事によるとカリフォルニア大学サンディエゴ校のサリ教授はたとえ運動していても高齢者になれば、コロナの合併症リスクは若い世代より高まるが、運動をしている人の入院率は低いという研究成果を発表している。
 アリゾナ大学の運動免疫学のシンプソン教授は「運動は感染した細胞を認識し、殺すことができる免疫細胞を動員するので身体の免疫反応を改善する」と述べている。
「運動は私たちが使用している多くの薬と同じ位効果的でかつ副作用がない」と述べている専門家もいる。
 本格的なスキーシーズンの到来を前にしてありがたい記事なのでご紹介する次第だ。
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コロナの至近弾落ちる

2022年12月23日 | 健康・病気
昨日は朝からフェイスブックのメッセンジャーに「喉が痛いので抗体検査を行ったら陽性だった」などの書き込みがドンドン入ってきました。このメッセンジャーは先日京都トレイルに行った連中と連絡のために作ったグループチャットですが、情報の伝達力はものすごく、読んでいるだけで私も鼻がくしゃくしゃしてきました。こうなると抗体検査を行うしかなく、筋向いの看護師さんに頼んで検査キットで検査して貰いました。この看護師さんは少し前にコロナに感染し、検査キットを多めに持っていたのですね。ご近所に感染者が出たのもかなりの至近弾でしたが、一緒に旅行した仲間が次々に感染した状況はまさに至近弾が落ちてきたという感じですね。幸い私は抗体検査では陰性でした(ただし抗体検査の精度はそれほど高くないようです)が、これは偶々京都のホテルで一人部屋が割り当てられたというラッキーの結果に過ぎないでしょう。
 今年5月に私は孫の顔を見るためにニューヨークを訪ね、10月下旬から11月中旬にかけてネパールの山や観光地を歩いていました。国内でチンと座っているよりコロナに罹る確率ははるかに高かったと思うのですが、悪運強く凌いできていた訳です。しかし数人の仲間がコロナに罹ったと聞くと至近弾が落ちてきた、いつコロナに罹っても不思議はないんだと改めて思いました。ただニューヨークやネパールを歩いて感じたことは、向こうの連中はもはやコロナをほとんど恐れていないということです。行動の外見を真似する必要はないけれど、コロナ(オミクロン)の致死率をインフルエンザのそれと較べて客観的な判断するべき時期がきたのでしょう。人の心は至近弾で折れるのではなく、至近弾を恐れる心で折れるのでしょうから。
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初めて抗体検査を受けました

2022年12月22日 | 健康・病気
先日(12月18日〜19日)一緒に京都の北山トレイルに行った連中の中からコロナ感染者がでたという連絡がありました。私は自覚症状がなかったのですが、濃厚接触者に該当すると判断して抗体検査を受けることにしました。
検査を受けるといっても斜め向かいの家が看護師さんなので検査キットで検査をして貰いました(この人はコロナに感染したことがあり、自宅に検査キットがありました)。
検査は綿棒的なものを両鼻腔のかなり奥まで突っ込み粘液を採取して試液に15分漬けておきます。下の写真が判定画面で画面の棒が一本なら陰性、2本なら陽性です。私は一本なので陰性ですが、判定を待っている間はちょっと緊張しますね。

なおその看護師さんによると自分で検査する時、粘液採取の綿棒の入れ方が浅いと検体を採取できず正確な検査ができないということでした。
またオミクロン株については潜伏期間が2日程度のことが多いということでした。
徒然草に「よき友三つあり。一つは物くるる友、二つは医師(くすし)、三つは知恵ある友」とあるとおり、この時代は医療従事者に知り合いがいると便利と感じた次第です。健康長寿の秘訣はよき友を持つことでしょうね。そしてよき友を見つけるには自分も一つくらいよき友の条件を満たすことでしょうね。

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高齢者にはお金のかかる登山後の体のメンテナンス

2022年07月20日 | 健康・病気
 一昨日の夜に左膝の外側が急に痛み出しました。ぶつけたり捻ったりした記憶はありません。しかし膝の痛みには変形性膝関節症だとかランナーズ膝と呼ばれる治療に時間を要する病気が原因の場合もありますので、翌日近所の整形外科に行ってみました。
 レントゲン撮影と触診の結果は「関節や骨は問題なく筋肉も鍛えられていて良好」「何らかの理由で神経が圧迫され痛みがでているようだ」「痛み止めの飲み薬と湿布薬を処方します」というものでした。湿布と痛み止めのお陰で痛みはなくなったのですが、股関節の可動域が狭くなっている気がしたので今日スポーツクラブに駐在しているマッサージサービスに行き大腿骨やお尻の筋肉をマッサージして貰い、更に膝回りの筋膜を緩めて貰いました。
 マッツサージはかなり効いたようで現在膝回りは好調です。
 何が急な膝の痛みの原因かはわかりませんが、歳とともに些細なことで筋肉や腱に痛みが来ることはあるようです。予防策としては運動前の十分なストレッチや体幹を鍛えることが挙げられます。しかし私は自分の経験からして体を鍛えただけでは、特に高齢者は問題を解決できないと思います。
 そこで必要なものはアフターケア、つまり体調を維持するためのマッサージなどのメンテナンスです。
 車を含め総ての機械製品は使用年数に伴ってメンテナンスコストがかさんでいきます。そこで新品に買い替えということになるのですが、体の場合はそうは行きません。騙し騙し死ぬまでこの体を使い続ける必要があります。使い続けるためにはメンテナンスコストがかかります。具体的には登山などの後のスポーツマッサージなどのコストです。
 若いときであれば「一晩寝れば治る」という筋肉痛も高齢者にはメンテナンスを求める筋肉の叫びかもしれません。
 山登りやアウトライフ活動を続ける限り、このメンテナンスは必要コストと割り切りスパッと払おうと私は考えています。整備不良の車で高速道路を走ることほど恐ろしいことはありませんからね。
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