この前の土曜日に映画「北の零年」を家内と観に行った。
「北の零年」は前から見ようと思っていたが、その理由は3つあった。
1つは吉永小百合が主演する映画。長年吉永小百合のファンである私としてははずす訳にはいかない。
映画の中の吉永小百合は凛としていた。乗馬姿が素晴らしい。渡辺謙など共演者に比べても格段に乗馬が上手そうだ。
2つ目は「北」が舞台であるということ。コードネームを「北の旅人」と称する位私は「北」が好きだ。
北は私にとって「郷愁」と「旅心」を誘うキーワードである。
3つ目はこの映画が私自身の家系に関わるからだ。
映画のテーマは明治維新時北海道移住を強いられた淡路稲田藩が苦労しながら静内の地に牧場を開いていく話である。
温かい瀬戸内海の住民である稲田藩士の北海道での苦労は映画以上であったはずだ。
私の母方の祖母はこの稲田藩の開拓民の娘である。
祖母が生きていた頃目が不自由になった祖母のため、静内や淡路の親戚に年賀状を代筆したことを覚えている。
歴史は意外に近いところにあるのかもしれない・・・・
もっとも祖母が生まれた頃は既に大きな牧場が完成していて祖母はかなり豊かな環境で育ったと聞いている。
その頃の北海道は石炭や軍馬、鰊等でかなり繁栄していたはずだ。
軍馬と石炭は近代日本の発展を支えた。特に軍馬は日清・日露両戦争で日本の勝利にかなり貢献したのでないか?
映画を見ながら、近代日本の発展の陰に、北の原野で汗と血を流した尊い開拓者がいたことに思いを馳せるのも悪いことではないだろう。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
その翌日に日曜日から仕事でボストン近郊に短い旅行をした。(下の写真は泊まったホテルの前の写真)
この地も又北の大地である。そして北海道より遥かに広大で平坦な土地が広がっている。
そして北海道よりは雪が少なく過ごしやすそうだ。
日本という国は美しくしかし中々手のかかる土地を持った国である。
それにしてもとにかく「北」に絡む1週間だった。
「北の零年」は前から見ようと思っていたが、その理由は3つあった。
1つは吉永小百合が主演する映画。長年吉永小百合のファンである私としてははずす訳にはいかない。
映画の中の吉永小百合は凛としていた。乗馬姿が素晴らしい。渡辺謙など共演者に比べても格段に乗馬が上手そうだ。
2つ目は「北」が舞台であるということ。コードネームを「北の旅人」と称する位私は「北」が好きだ。
北は私にとって「郷愁」と「旅心」を誘うキーワードである。
3つ目はこの映画が私自身の家系に関わるからだ。
映画のテーマは明治維新時北海道移住を強いられた淡路稲田藩が苦労しながら静内の地に牧場を開いていく話である。
温かい瀬戸内海の住民である稲田藩士の北海道での苦労は映画以上であったはずだ。
私の母方の祖母はこの稲田藩の開拓民の娘である。
祖母が生きていた頃目が不自由になった祖母のため、静内や淡路の親戚に年賀状を代筆したことを覚えている。
歴史は意外に近いところにあるのかもしれない・・・・
もっとも祖母が生まれた頃は既に大きな牧場が完成していて祖母はかなり豊かな環境で育ったと聞いている。
その頃の北海道は石炭や軍馬、鰊等でかなり繁栄していたはずだ。
軍馬と石炭は近代日本の発展を支えた。特に軍馬は日清・日露両戦争で日本の勝利にかなり貢献したのでないか?
映画を見ながら、近代日本の発展の陰に、北の原野で汗と血を流した尊い開拓者がいたことに思いを馳せるのも悪いことではないだろう。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
その翌日に日曜日から仕事でボストン近郊に短い旅行をした。(下の写真は泊まったホテルの前の写真)
この地も又北の大地である。そして北海道より遥かに広大で平坦な土地が広がっている。
そして北海道よりは雪が少なく過ごしやすそうだ。
日本という国は美しくしかし中々手のかかる土地を持った国である。
それにしてもとにかく「北」に絡む1週間だった。