昨日(11月23日)午後連銀が今月初めのFOMCの議事録を公開した。それによると大部分のメンバーは政策金利引き上げのペースを落とすことに賛意を示していた。議事録の公開後、米国株は上昇に転じ、S&P500は0.6%、ダウは0.3%、ナスダックは1%上昇した。金利先物市場を見ると約3/4の投資家は12月の政策金利引き上げ幅を0.5%と予測している。
連銀が公開する議事録は、連銀の金融政策を予想する上で重要な役割を果たすので、株式市場を動かす材料になる。だが連銀が本当に政策金利引き上げのペースを落とすかどうかは、今後の経済データに関わっている。
政策金利引き上げのペースダウン予想が、一時的な感謝祭のプレゼントに留まるか相場反転のマイルストーンになるかどうかはもう少し先にならないと分からないかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます