昨日(8月17日)の米国市場は午前中は下げていたが、7月のFOMC議事録が発表された後、低金利維持が確認されたとして引けにかけて反発し、若干ながら高値でひけた。
とはいうものの株式市場には別の懸念があるとSNBCのある記事は指摘していた。それはプロの投資家の自信過剰だ。
The Investor Intelligence surveyの調査によると、強気派のプロの投資家は56.2%に達するという。
強気にせよ弱気にせよ、一方向に相場観が偏り過ぎるのは相場の転換点が近いシグナルだと指摘するアナリストがいる。
Investor Intelligence News retterの編集長は強気派が55%を超えるとその後株価の下落がほぼ起きていると述べていた。
プロといえども(いやプロだからか?)利益への固執が、冷静な判断が狂い、無明に陥るということだろう。
一方米国の個人投資家はもう少し冷静のようで、最近の調査によると強気派は31.3%、弱気派は26.8%で向こう半年株価のレベルは変わらないと判断する人は42%だった。
個人的には米国個人投資家の方が冷静な見方ができるていると思うのだがいかがなものだろうか?
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