昨日(10月5日)の米国株は反発した。ダウは313ポイント0.9%、ナスダックは1.2%上昇した。
理由の一つはナスダックが月曜日に14,255ポイントまで下落したことだ。過去の例ではこのレベルまで株価が落ちると押し目買いが入り反発する。
金利上昇懸念から売られたハイテク株だが売られ過ぎ、という見方から買いが入ったとも考えられる。
米国の供給管理協会(ISM)の9月の非製造業景況感指数が事前予想の60を上回る61.9だったことも好感された。
さて自分のポートフォリオの中の米国株の成績を見ると、6月から8月の間に貯めた含みを9月と10月で吐き出している状態だ。そろそろ底入れか?と思いたいところだが、VIX指数をみるとまだ下落する可能性はあるとBarron'sの記事は述べていた。記事によると下げ相場は一般的にVIX指数が28程度まで高まるまで続く傾向があると述べている。昨日のVIX指数は21.3だったのでもっと相場が揺れてボラティリティが高まらないと売りは収まらないということになる。
もっともボラティリティだけが相場を動かしている訳ではないので大きなプラス材料があれば底入れする可能性もある訳だ。だがこの局面はこの先まだ波乱があるとみておく方が安全だと私は考えている。
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