金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

果報は山で待て?トレッキングの間に株上昇

2013年11月22日 | 投資

半月ほどネパールでトレッキングをして戻ってみるとポートフォリオの時価の上昇ぶりに少し驚いた。

日経平均や為替相場についてはカトマンズのホテルのテレビのCNNで見たり、WiFi経由で日本の新聞で見ていたからある程度はわかっていたが。

「果報は寝て待て」という諺をもじれば「果報は山で待て」というところ。トレッキングから帰ってみると旅行代金が戻っているというのは「どうぞまたトレッキングにおでかけください」と言われているようで気持ちが良い。

もっとも「果報は寝て待て」という諺の本当の意味は「待っていれば良いことが来る」という意味ではなく「やるべきことをやった後は運は天に任せなさい」という意味だそうだ。

「果報」の「果」は良い結果、「報」は悪い報いである。今回はたまたま留守をしている間に株価が上昇し、また円安に振れたからポートの時価が上昇したが逆を打つ場合も当然ある。結果はわからないのである。

ではパソコンに四六時中かじりついていれば、投資で儲けることができるのか?というと私はそうではないと思う。もし仮に「放ったらかしよりは多少良いパフォーマンスをあげる可能性が高い」としても、人生には投資より他にやるべきことが余りに多い。

先ほど岡三証券の女性セールスマンから「おかえりなさい。早速ですが新規上場の◯◯と◯◯はいかがですか?」という電話があった。確率は1/100ほどなのでまず当たることはないがお付き合いで申込をした。ま、これが当たると本当に「果報は遊んで待て」なのでがそんな美味い話にはならないだろう。

ただ言えることはポートフォリオというものは、一度作るとしばらくは忘れている位の方が私の経験ではパフォーマンスは良いようである。

「果報は寝て待て」。英語にぴったりする諺はなさそうだが、Everything comes to those who waitという言い方は割と使われている。

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