先週末は福島県の羽鳥湖にある山岳会の大先輩の別荘にスキーに出かけた。
一日目はグランディ羽鳥湖という小ぶりのゲレンデでさらさら雪の滑りを楽しみ、二日目は片道2時間のアルツ磐梯を往復して、南東北随一の規模を誇るスキー場を堪能した。
二日間は雪が降り続いたが、昨日日曜日は晴。グランディ羽鳥湖の上にある鎌房山(1510m)へ、大先輩Kさんといつもの山仲間のNさんと3人でシール登山を楽しんだ。
鎌房山にはリフト終点から少し左(北側)に下った切り通しから登り始めた。
登山開始は午前9時50分頃。雪は深くスキーを履いていても脹脛まで沈む。少し登ると磐梯山や安達太良山が見えてきた。磐梯山と安達太良山の間には吾妻山があるが、これは雲の中だった。11時40分山頂。目の前にピラミダルな形の良い山がそびえていた。旭岳(赤崩山)1,835mである。
新調したブラックダイヤモンドのシールを張り付けたスキーを入れてもう一枚。シールは、元々はアザラシの皮で作られたのでseal(アザラシの皮)と呼ばれた。ただし私たちが大学でスキー登山をやり始めた頃は安価なナイロン製を使っていた。
先日登山道具屋にいくとシールの商品名がClimbing skinとなっていた。1.6万円もしたが無論アザラシではなく、ナイロンである。一休みをして登ってきたルートを滑り降りる。滑り出して10分後にはスキー場に戻っていた。スキーは早い。
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