外国人に日本語を教える時「すみません」という言葉は、いろいろな意味で使えてとても便利な言葉だよと言った経験を持っている人は多いと思います。
「乗り物の中でちょっと通してほしい時」「店で店員さんに呼びかける時」「小さな親切に対しお礼を言う時」などに使えて便利な言葉で、英語ではI am sorryではなく、Excuse meとかThank youあるいはI appreciate your helpという方が良い場合も多いと思います。
ところで英語のsorry「すみません」についても似たようなことが言えますね。 たとえば身近な人を喪った人に対してはI am so sorryといいます。この時のsorryは「ごめんなさい」ではなく、「同情する」「心を痛めている」という意味ですね。
Sorryにはもう一つ「後悔する」という意味があります。掲題のBetter than sorryのsorryはこの使い方で、直訳すれば「後悔するよりもリスクがない方が良い」で、「用心するにこしたことはない」という意味になります。
私はこのフレーズをWSJのA case for backing up your precious photos and files at home(大切な写真やファイルを自宅でバックアップする事例)という記事の中でみました。
記事は「ごく最近起きたCroudStrikeにより引き起こされた大規模なクラウドサービスの停止なども起こりうるし、グーグルなどのクラウドサービスも長期間使うと高価なものになるので、データを手元で保管することを検討するのが良い。その時使う記憶媒体はHDD(ハードディスクドライブ)ではなく、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)が良い」という内容でした。
SSDは可動部分がないので、物理的に破損するリスクがHDDより低いという話です。ただしコスト面ではHDDが優位ですが。
記事には書かれていませんが、HDDの問題は「小さすぎて保存した本体を紛失するリスクがある」と私は感じています(これは私だけの懸念かもしれませんが)。そんなことで私自身は今のところ複数のクラウドサービスを利用することで満足しています。
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