三連休の初日(12月22日)静岡市の北にそびえる竜爪山(りゅうそうざん)に行く。静岡出身の同行のSさんの話では遠足で何度も登った山だという。竜爪山は薬師岳(1051m)、文殊岳(1041m)の双子の山だ。ところでどうして静岡までハイキングに行くのか?というと、元の会社の先輩が静岡支店に勤務していた時部下だった女性軍とお酒を飲むため静岡に行くのに同行するからだ。
静岡市周辺はハイキングコースが多い。静岡というと海に近く平地が多いというイメージを抱いていたが、実は山が迫っている。静岡市はハイキングに力を入れている様で、「東海自然歩道」を管理する静岡市役所のスポーツ振興課にコースの整備状況を紹介すると丁寧に「みどりの道」という小冊子と県内のハイキング地図5枚を無料で送付してくれた。
さて竜爪山だが、静岡駅でレンタカーを借りて登山口の平山に向かった。平山付近では狭い谷間に茶畑が広がっていた。この辺りで採れるお茶を竜爪茶といい、現地でも販売を行っているが、新茶の季節に売り切れて今は売店は閉まっていた。平山から穂積神社に向かう旧道入り口まで車で入りここに駐車した。10数台の駐車スペースがあるがほぼ満車だ。ここまで静岡市内から40分程度だ。
旧道は谷沿いの急傾斜の道だ。登り出して15分位経ったところでSさんが「腰が痛い」と言い出す。Sさんは半年くらい腰痛を治療していて、ハイキングは久し振りだったがまだ腰は治っていないようだ。全員で引き返し車で穂積神社に向かった。
写真は穂積神社から竜爪山に向かう登山道にそびえる杉の大木だ。
今回の竜爪山登山はここで終了とした。
昼食後は日本平経由で久能山東照宮を参拝した。静岡は仕事では何回か来たことがあるが、いつも日帰りで観光地を回るのはきょうが始めてだ。
写真は楼門を神殿側から見下ろしたところ。日光東照宮に比べるとスケールでは劣るが艶やかさやディテールの細工で見劣りするものではない。
写真は神殿だ。この辺りは年が明けるとイチゴ摘みで賑わうそうだが、今の時期は端境期で観光客は余り多くなかった。夜は鷹匠町にある能登という小料理屋さんで往年の美人行員さん達とお酒を頂いた。静岡なのに何故お店の名前が「能登」というかというとご主人が能登出身ということだった。3時過ぎから降り出した雨は本降りとなる。女性陣の飲みっぷりも腰が入りやがてカラオケへ・・・・・
翌日酔い覚ましにお堀端まで散歩してから帰京した。静岡駅からお堀端まで行くのに横断歩道がなく歩行者は地下道を上り下りしなければならない。静岡市は余り歩行者には優しくないようだ。あるいは市をあげてハイキングや登山の訓練をしているのだろうか?
お堀では二羽の白鳥が所在なげに浮かんでいた。小雨が残っていたので散歩は早々に切り上げ私は駅に向かった。
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