昨日の日曜日(3月16日)、午後早い時間の新幹線で東京に戻る予定だったので、ぶらっとできるのは午前中だけだった。手頃なところで南禅寺界隈を歩いてみることにした。
河原町三条から地下鉄で蹴上駅に行き、インクラインの下をくぐってしばらく歩くと金地院の前にでた。金地院の前を過ぎるとそこは南禅寺の参道である。
拝観料500円を払って三門(写真)の上に登ってみた。石川五右衛門が絶景かな、絶景かなと言ったという伝説が残る有名な三門だ。ちなみに前日東福寺に行った時は500円を惜しんで三門に登らなかった。京都で寺院を拝観すると「はい、こちらの庭で500円」「はい、こちらの三門で500円」と結構拝観料がかさむ。すべてを見て回るのは勿体ないのでselectiveにならざるを得ない。その中で私は南禅寺の三門は外すべきではないと思っている。
三門を降りて右手の木立の中にはいるとレンガ造りの水道橋が見える。「水路閣」というそうだ。
明治初期のレンガ造りの構築物と境内の景色が溶け合って美しい景観を作っていた。
この橋の上には今も水が流れていた。南禅寺境内を北上して再びその流れに出会い、流れに沿って1kmほど白河通まで歩いてバスに乗った。このあたりは人通りが少なく静かな散歩を楽しむことができる場所である。
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