健康維持促進のため、バランスのとれた食事、睡眠と並んで適度な運動が推奨されています。適度な運動の代表がウォーキングです。ただしよくウォーキングしている人が正しい、つまり本当に体に良い歩き方をしているか?というと必ずしもそうではないようです。私自身1日平均1万歩を目指して運動していますが、体に良い歩き方についてはあまり考えていませんでした。
たまたまWSJで「良い歩き方」に関する記事がでていましたので、ポイントを紹介したいと思います。
なお記事のタイトルはThere's a better way to walk for exerciseですが、一番参考にしたいと思った「ウォーキング用の靴は大きめが良い」をブログのタイトルにしました。
以下記事のポイント
- 米国心臓協会の研究によると、少なくとも週に150分間早足で歩くと、睡眠の質が向上し、記憶力も向上する。心臓病や糖尿病などの重篤な病気のリスクが軽減され、骨の健康が促進され、体重増加が抑制されることが分かっている。しかしこの150分の歩行の中身についてはあまり明確ではない。
- バージニア・コモンウェルス大学の運動部門のチーム主任医師のチーザム博士は「両足を揃えてまっすぐ立ち、肩をリラックスさせ、骨盤を中立に保ち、体幹を鍛える。腕は肘からではなく肩から振り子のように前後に自由に振る。足取りは軽く、かかとからつま先まで回転するように着地し、平足着地を避ける。あごは地面と平行を保ち、目の焦点を3メートル~6メートル先に合わせる」と言っている。
- 別の専門家は「ウォーキング用の靴は自分が持っている靴の中で一番大きなものでないといけない」という。長い間履いていると、足が汗をかいて膨張するからだ。一般に親指とつま先ボックス(靴の先端部分)に親指の爪一つ分のスペースが必要だ、ということだ。
私が散歩やトレッキング用に履いている靴はこの基準に較べると少し小さいような気がします。登りだけでなく下り坂を歩くことが多いトレッキングでは、足先に遊びがあり過ぎるとつま先を痛める可能性があるからです。
これに対しては下りでは靴の紐を締めて、甲の部分やサイドで足が前に行き過ぎないようにするのが正しいという話を聞いたことがあります。
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次にウォーキングシューズを買う時は、一度シューフィッターのいる店で相談しながら靴を選びたいと思うようになりました。
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