昨日(5月13日)CDCアメリカ疾病予防センターは「完全なワクチン接種を受けた人(2回摂取が必要なワクチンでは2回摂取)は一部の例外を除いて屋内外でマスクをしなくても良いし、ソシアルディスタンスを取らなくても良い」と発表しました。
例外は飛行機、バス、列車による旅行中の時、病院内などです。
またイスラエルの医療関係者の研究によるとファイザーのワクチンは症状のある感染者について97%(無症状の感染者については86%)有効ということです。
疾病予防センターの発表のすぐ後ホワイトハウスは、ワクチン接種を完了したスタッフはマスクの必要なしという電子メールを役職員に送りました。
またバイデン大統領とハリス副大統領はマスクをせずにホワイトハウスの前に出てきたということです。
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「マスクをしなくても良い」というのは生活が正常な状態に戻りつつあるという強力なメッセージですね。
実際アメリカでは各地でレストランに行く人が戻り始め、オフィス出勤再開の準備も進んでいます。
急速な消費需要の高まりは、一部で物価の急騰を招いていますが、それは経済が正常な反応を示している証拠です。
株式相場は昨日は大幅反発しましたがまだまだバンピーな状況が続くでしょう。しかしアメリカ社会と経済はノーマルに戻りつつあります。これに較べて日本の戻りははるかに遅れている。この差が暫く株式パフォーマンスの差になります。為替も円安(ドルでけなく他の通貨に対して)に振れやすい。
日本でマスクが取れるのは何時でしょうか?
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