昨日(5月14日)の米国株式市場は、週の前半売り叩かれていたハイテク銘柄の大幅上昇が牽引して2日続けての上げとなった。
S&P500は1.5%、ダウは1.1%、ナスダックは2.3%の上昇。ただし先週1週間を通してみるとS&P500とダウは1.1%のマイナス、ナスダックは2.3%のマイナスだった。
木金と頑張ったが週前半の急激な下げの半分程度戻して終わったというところだ。
週前半の売りは消費者物価指数の急激な上昇が連銀の金融引き締めを招くのではないか?という懸念が高まったことが原因で、週後半の反発は複数の連銀高官が金融政策の転換検討は時期尚早というコメントを発表したことだ。
昨日発表された4月の小売売上高は前月比横ばいだった。事前予想では0.8%のアップだったので若干失望感はあったかもしれないが、3月の売上高が上昇修正され、前月比9.8%のアップから10.7%に引き上げられたことを見ると堅調な数字とみるべきではないか?と私は考えている。
Sell in Mayの5月は半分経過。売りが止まったと考えるのは早計で株価は高値圏にあるので悪材料には売り込まれる。ただし下がったところには押し目買いが待っているので底は堅いのではないだろうか?
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