金融そして時々山

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最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

京の短い旅は鷹峯へ(2)

2014年08月03日 | 旅行記

8月2日(土曜日)曇りのち小雨。源光庵を出て150mほど歩き光悦寺を拝観。

Koetu光悦垣と呼ばれる格子の竹垣が美しい。盛夏なのに色づいた楓があった。秋はさぞ美しいと思われる。

光悦寺から最後の目的地「しょうざん 峰玉亭」に向かうところに「松野醬油」という醬油屋さんがあったので、木の芽炊きを一袋買った。

「しょうざん 峰玉亭」は、結婚式場・料亭・プールなどの複合リゾート「しょうざんリゾート」の北側にある迎賓亭だ。

峰玉亭は戦後「ウールお召」で事業を拡大した松山政雄氏が、取引先の人を泊めて接待し、商談を行うために建てた迎賓亭で、日頃は非公開だが、7月12日から9月30日の間だけ特別に公開している。拝観料600円。

建物は戦後のものだが、傷んだ箇所を修理することが不可能と言われる位、当時(60年位前?)の建築技術の粋を尽くしたものだ。

Shouzan

Shouzan2

建物の周りの素晴らしい庭は、大きな一枚ガラスを通して建物の中から鑑賞できるようになっている。

Oukyoふすまには丸山応挙等日本画の大家の絵が利用されている(元々は屏風だったものを襖用に表装したようだ)。

何よりも源光庵・光悦寺ときれいだけれど蒸し暑いお寺を拝観した後、エアコンの効いた建物の中でガイドさんのお話を聞きながら、ゆったりしたひと時を過ごすことができたのが良かった。

半世紀ほど前の和風建築だが、一見の値打ちがあると思った次第である。

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