「犬も歩けば棒に当たる」というのは「江戸いろはカルタ」が出どころだそうです。「いろはカルタ」のことは「犬棒かるた」とも言いますからね。
この諺には二つの意味があるそうです。つまり「何かをすると幸運に出会うという説」と「何かをすると災難にあうという説」です。
元々二つの説は拮抗していたのかもしれませんが、私は圧倒的に前者つまり「積極的に何かをすると幸運に出会う可能性が高い」という考え方を支持します。
英語ではThe walking dog finds a bone.(歩き回る犬は骨を見つける)というそうですが、これは明らかに幸運説ですね。
シニアを犬に例えるとは何事!と小言を頂くかもしれませんが、私はシニアも機会があれば、いや積極的に機会を見つけて出歩くと幸運とまではいかなくても、仲間の話など聞けて楽しいと思います。
昨日たまたま以前顧問をしていた先の周年式典があり、一緒に仕事をしていた人やさらには社会奉仕団体の知人・友人など旧交を温めることができました。
もっとも前向きの話だけではなく、若い後輩ががんで急逝したとか悲しい話にも接します。
それでも「またこんどはどこそこで集まろう」などと話が盛り上がります。
メールは固より電話でもそこまで盛り上がることはありません。やはり実際に会って近い距離で話をするということは良いことですね。
この周年式典もコロナで延期されていたという話です。また同じようなパンデミックあるいは考えたくはありませんが、大災害が起きるかもしれません。
世の中が平穏で、自分が元気なうちは機会があれば、出歩いて色々な人に会う。それは間違いなく、楽しい人生でしょうね。
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