金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

清々しくそして美味しい三河の朝

2012年12月17日 | まち歩き

一昨日(12月15日)の夜は豊川駅前のビジネスホテルに泊まった。翌日山の会の名古屋支部の連中と本宮山(ほんぐうさん)に登りその後忘年会をするためだ。

昨日は夜来の雨が上がり、しかも暖かいという絶好の登山日和になった。名古屋支部の連中は9時40分頃豊川駅から本宮の湯行きのバスに乗る予定なので、朝の時間に余裕ができた。そこで一駅電車に乗って砥鹿(とが)神社をお詣りすることにした。

砥鹿神社は三河の一宮(いちのみや)である。つまり三河で一番社格の高い神社である。なんて偉そうなことを書いているが、2,3日前まで砥鹿神社の名前すら知らなかった。世の中には全国の一宮をお詣りして回ることを目標にしている人がいるが、私はそれほどの一宮ファンではない。ただし近くまで出かけた時はお詣りするように努めている。

豊川駅を午前8時4分発新城行きの普通列車に乗って一駅目の三河一宮で下車。ここで小さな失敗を一つ。豊川駅からSuicaで入ったが、飯田線(豊橋・豊川間以外)ではSuicaは使えませんと車掌さんに言われた。現金で精算して貰い手間をかけてしまった。

Honnguusan

駅の跨線橋からこの日登る予定の本宮山が見えた。標高789mとそれほど高い山ではないが、東三河の人々に信仰の対象として親しまれている山だ。山頂には砥鹿神社の奥社がある。

さて砥鹿神社(本社)には三河一宮駅から歩いて5分だ。

Dsc01152

晴れた冬の朝の神社は実に清々しい。神主さんや巫女さんが小走りに神域内の各社殿をお詣りしている姿も爽やかだった。

Otutome

境内には「さざれ石」が奉られていた。奉るというと砥鹿神社の祭神は大己貴命(おほなむち)、大国主命の若い時の名前だそうだ。

Sazareisi

お詣りをしてもまだ時間があったので、三河一宮駅前まで戻り、「大きな銀杏の樹」という喫茶店でコーヒーを頼んだら、トーストとゆで卵のモーニングセットで300円。

Coffee

さすがモーニングサービスの愛知県である。愛知県でモーニングサービスが始まったのは一宮市といわれている。繊維産業の町一宮では織工さん達が朝昼を問わず喫茶店にコーヒーを飲みに行っていた。ある時親切なマスターが朝のサービスにゆで卵とピーナツをつけたのがモーニングサービスの始まり、とモーニングサービスの公式HPに書いてあった。http://ichinomiya-morning.com/?page_id=8

一宮は一宮でも一宮市の一宮は尾張国の一宮真清田神社に由来する。愛知県は東西両端に一宮(三河一宮と尾張一宮)が存在するのだ。

喫茶店で自宅で採れた柿が安売りされていた。バケツ一杯20ケほどが300円だったので一杯分を買った。

Kaki

300円のモーニングと300円の柿で得した感じ。早起きは三文の得とはこのことか?

砥鹿神社前のバス停に戻り、9時50分に本宮の湯行きのバスに乗り込んだ。乗っていた乗客は僕らの仲間3人だけだった。愛知県は車社会でバスを使う人は少ないのだなぁと改めて感じた。

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