今週2日間にわたるパウエル連銀議長の議会証言をうけて米国株は上昇した。
S&P500は6日間連続で高値を更新した。これは2021年以降の最長記録だ。
連銀議長の証言のポイントは次のようなことだった。
- 連銀は過去2年間、労働市場の過熱がインフレの原因としてきたが、議長は労働市場は広範なインフレ圧力の源ではないと述べた。
- 議長は高インフレは、非常に強い需要と、パンデミックにより混乱していたサプライチェーンの衝突により引き起こされたと述べた。
- 議長は労働市場の冷え込みを指摘し、さらなる軟化は歓迎されないだろうと示唆した。
投資家は、金利低下がようやく間近になってきたとう兆候に満足しているようにみえたとWSJは述べていた。
インフレが鎮静化に向かっているかどうかの大きな目印は今日発表される6月の消費者物価指数だ。ダウジョーンズの調査によると、エコノミストの予想は、6月のCPIは5月より0.1%上昇し、前年比は3.1%上昇ということだ。
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