金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

整形外科VS整骨院

2013年07月07日 | うんちく・小ネタ

数日前突然左肩から左背中にかけて痛みが襲った。夜寝ている時左体側を下にすると痛いので、抱きまくらに体重を預けて右を向いて寝た。朝起きて考えたことは、整形外科に行くか整骨院に行くかということである。整形外科も整骨院も5年ほどお世話になっていないが、近所の整形外科についていうと訪うとまずレントゲンを撮られることは確実だ。だがこの症状は「寝違い」か「ストレッチ運動のやり過ぎ」からくる筋繊維の疲労だ、と思われる。レントゲンはtoo muchで撮ったところで「関節や骨に異常はない」と診断されるだけだろう。

そこで今回は整骨院にかかることにした。無論整骨院の治療ではかばかしい成果がでない場合は整形外科に行くつもりだった。

整骨院で首を傾けたり、指を開いたり閉じたりなどの診断を受けた結果「ストレッチ運動による筋繊維の損傷」というような病状となった(病因がはっきりしないと健康保険が適用されない)。なお私は鍼灸師さんの言葉から「内科的な疾患や神経的な疾患による疼痛ではない」と判断したが、彼は明示的には言わなかった。明示的な判断を示すことは医師法に触れるのだろう。

電気治療とマッサージを受けながら、鍼灸師さんと話をした。鍼灸師さんは「結構首の周りの筋肉が固いですね」「筋肉が硬いと急な動きで損傷することがある」「年を取ると筋肉が硬くなる」という。思い当たることは、数日前ジムか自宅で行ったストレッチポールを使った背中のストレッチ運動だ。これは茶筒サイズの丸いウレタン(だろう)の棒を背中に敷いて、肩甲骨や背中の筋肉を広げる、というものだが、少し力を入れ過ぎて筋肉を痛めたのではないかと思われる。年を忘れて頑張りすぎたのかもしれない。

整骨院では「とりあえず筋肉を弛めます」といって丁寧なマッサージをしてくれた。おかげで今日になると痛みはほとんど消えた。今回の炎症に関する限り、整骨院の治療が手軽さ、コスト、治療効果の面で整形外科を上回ったのではないか?と判断される。整形外科でもマッサージを受けることは可能だが、エクストラチャージがかかるはずだ。

今回の背中痛からの教訓

1) 年ともに筋肉は硬くなっているので、ストレッチ運動なども急激な動きを避けるように要注意。

2)整形外科か整骨院の判断は良く考えて。痛みの原因が単純な場合は整骨院という選択肢がある。

3)鍼灸師さんに教えてもらた話だが「頚椎などの骨は皆さん大なり小なり歪んでいる。その歪みは整形外科で『病気』と診断されるレベルでなくても、肩こりや首の筋肉痛の原因になることは多い。カイロプラクティスのような治療法では一時的に歪みを矯正することはできるが、すぐに元に戻ってしまう」ということだった。「じゃ、どうすれば良いの?」という話だが、今週通院時に聞いてこようと思っている。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 来春の消費税引き上げは必要... | トップ | テンポラリースタッフがパー... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
整形外科に行くとレントゲンですが、旅人さんのよ... (noutori)
2013-07-07 21:41:32
整形外科に行くとレントゲンですが、旅人さんのような症状は多分筋肉の不都合なんでしょうね。この筋肉、レントゲンに映らないので整形外科ではなかなか「同情」してもらえないですね。先日NHKでは腰痛の原因の8割は精神的なストレスといったたぐいの特集をしており、そりゃ違うと思ったものですが、筋肉の不都合はどう扱われるのかは不明なままでした。筋肉専門医というのがほしいですね。
返信する

コメントを投稿

うんちく・小ネタ」カテゴリの最新記事