
プサン港国際旅客ターミナル近くで、ある旅行社の興味深い
広告を目にした。
そこにはこう書いてあった。
「独島(日本名:竹島)を守る『対馬遠征隊』を募集します」
おそらく、韓国の対馬領有権を主張し「返還」を要求することで、
日本の竹島領有権の主張を圧迫して行こうとする独特の論理に
基づくものだろう。
こうした独特の論理が韓国社会で多数の共感を呼ばないことを
祈りながら記念撮影した。
(終わり)

写真は1枚しか撮っていないが、2008年冬のプサンの街なか
では、交差点を中心に加速防止用のハンプ(Hump)が目だって
増えていた。
日本の自治体も大いに参考にすべき取り組みだと思う。
ところで、今回のプサン訪問では、1台だけレーサー気どりの
タクシーに出くわした。
今回、目の前で接触事故を目撃していたこともあり、「ヲタク」は
レーサー気どりの運転手のオヤジに、「もうちょっとゆっくり走って
ください」(韓国語)と苦情を言った。
するとそのオヤジは、「びびってんの?ふふ・・」(韓国語)と
鼻で笑った。
確かに「ヲタク」は、遊園地のジェットコースターにも乗れないほど
Gを感じることが恐い(嫌いだ)。
しかし、問題はそういうレベルの話ではない。安全にかかわる
問題なのだ。
旅行者がタクシーの運転手とこういう会話を交わす必要が
なくなるその日まで、プサンの道路の至るところに、このハンプを
設置して行ってほしいものだ。
(終わり)


△草梁6洞住民センター
2008年冬のプサン滞在中、草梁6洞の役所を写真に収めた。
その日は休日だったので役所は閉まっていたが、入口付近に
貼ってあった1枚のポスターに、「ヲタク」の目が釘付けになった。
そこには「12月の独立運動家」を紹介する短い漫画が
描かれていた。
△「12月の独立運動家」
独立後60年が経過している現代韓国の役所で、こうした
ポスターを目にしたことに、正直、日本人「ヲタク」は少なからざる
違和感を覚えた。
しかし、考えてみれば、どんな国にも建国にまつわる「神話」や
「物語」、あるいは「理念」がある。
建国から何十年経とうが、大韓民国の「建国物語」が変化する
はずもないのだ。
大韓民国の「建国物語」とは、すなわち日本からの独立運動だ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)