基本的には曇天なのですが、時おりパラパラッと来たり、大粒の雨がドーッと降ったり。出かけようとするには、悩ましいお天気です。
チャペックの『流れ星』は1996年に成文社から飯島周訳で出ていたものの新訳です。
蒸し暑くもあるので、夕方、プールへという選択肢も考えたのですが、気温は28度くらいでイマイチ。
自転車を乗り回すかなあ、でも雨具は必携だなあ……などと考えていると、家の人が「お散歩はどちら方面?」と訊いてきました。
これは「○○へ行ってもらいたいのだけど」という依頼の婉曲的表現なのです。どこかで買い物をしてきてもらいたいらしい。
素直にしたがって、家から1.5キロほどのところにある生協のお店を通るコースでの散歩に決めました。ついでに資源リサイクルの牛乳パックと発泡スチロールトレイと卵のパックも袋に入れて持参。
歩いている途中でも、雨が降ったり、止んだり。それに応じて傘を開いたり、閉じたり。ちょっと気ぜわしい散歩となりました。
〈小説推理〉10月号が発売になりました。担当のSFレビュー欄で次の3冊を取り上げています――
- 小川一水『フリーランチの時代』(ハヤカワ文庫JA)
- カレル・チャペック『流れ星』(田才益夫訳、青土社)
- 機本伸司『神様のパラドックス』(角川春樹事務所)
チャペックの『流れ星』は1996年に成文社から飯島周訳で出ていたものの新訳です。