先週末の帰郷はかなり慌しかったのですが、一度、朝食前に時間を見つけて散歩に出ました。散歩がないと、1日を過ごした気がしません。
その時に運良く出会ったのが、ハンミョウ(ナミハンミョウともいうようです)。
体長2センチほどの小さな甲虫ですが、実に美しい。虹の色すべて+白黒を身にまとって……といったところでしょうか。
いったい何のためにこれほど賑やかな色彩で体を飾っているのでしょう?
小道を歩いていると、少し前を先へ先へと飛んでは、地面に降ります。このため「道教え」「道しるべ」という名前でも呼ばれているのです。
しかし、近づくとすぐに飛び去るのでカメラに収めるのは大変でした。追わないでじっとしていたら、たまたま、こちらへ寄って来たので、素早くシャッターを押しました。すぐに動いてゆくので、ズームアップしたりするゆとりはありません。なんとか写っていたのが、ラッキー。
美しい虫ですが、餌は小動物なので、顎はがっしりと大きく、ノコギリのようなギザギザがついているそうです。そのあたりを写すことが出来なかったのが、残念。