ここ数日、ちょっと涼しすぎるぐらいのお天気でしたが、今日の午後にはまた蒸し暑さが戻ってきました。でも、市民プールに行くにはもう少しかな。
写真のアゲハチョウは、数日前にカニ山(原っぱと雑木林のある小さな自然公園)で見かけたもの。羽根を広げ、手のひらからはみ出すほどの大きさがありそうです。
「デカいチョウだなあ。クロアゲハかな」と思って撮ったのですが、帰って息子(もと生物部)に見せると「違う」。調べてもらったら、どうやらナガサキアゲハのメスのようです。前羽の付け根の赤い三角紋と、後ろ羽に突起がないのが特徴。
図鑑によると分布域は九州、南西諸島が中心で、四国や山口県あたりにも生息するとあります。
東京では見られないはずのチョウなんだ!
しかし、ネットの情報では近年、温暖化にともなってどんどん北上しているらしく、栃木県南部でも発見されているとか。珍しいとはいえ、東京多摩地域でも生息し始めているんですね。原っぱの草にとまって、水でも吸っていたのでしょうか。