猛暑。我が家のあたりで、最高気温35度くらいだったでしょうか。
夕方、市民プールに行くと、いつも一緒になる高齢のご婦人が「もう上がります」と早々に引き上げる態勢。
「どうしたんですか?」と訊くと、「プールが温かすぎて泳ぐ気になれない」とのこと。
屋外の市民プールの水は、少しずつ入れ替わってはいるものの、基本的に「日なた水」状態。このところの好天続きで、ずいぶんと水温が上がっています。40度まではないにしても、ぬるいお風呂のお湯ぐらい。火照った体を冷やす効果は薄いのです。
ひと雨来れば、水温も下がるんですけどね。
〈遊歩人〉8月号が出ました。担当の新刊紹介欄で次の4冊を取り上げています――
- 立川談志(聞き手:吉川潮)『人生、成り行き――談志一代記』(新潮社)
- 立川談春『赤めだか』(扶桑社)
- 石原藤夫『発明特許の日本史――礎石を置いた高橋是清と高峰譲吉の人生』(栄光出版社)
- 佐野眞一『甘粕正彦 乱心の曠野』(新潮社)