台風で少し花びらが散ったようですが、まだまだ盛り。よく香っています。
2002年5月創刊。これまでの8年間で90冊が刊行されました。
〈遊歩人〉10月号が出ました。担当の新刊紹介欄で次の4冊を取り上げています――
- ローレンス・ライト『倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道』(平賀秀明訳、白水社)
- 峯島正行『荒野も歩めば径になる ロマンの猟人・尾崎秀樹の世界』(実業之日本社)
- 堀江あき子編『昭和少年SF大図鑑 昭和20~40年代僕らの未来予想図』(河出書房新社)
- 小熊英二『1968 若者たちの叛乱とその背景』(新曜社)
2002年5月創刊。これまでの8年間で90冊が刊行されました。
立ち上げの準備段階を入れると、丸々9年間、この雑誌の仕事をしてきたことになります。
初期には笠井潔さん、山田正紀さんらと編集会議を重ね、タイトルから内容まで、あれこれ議論したことが楽しく、また良い勉強になりました。
うまくゆけばそのうち復刊されるかもしれません。心の隅っこでいいですから、ご期待いただければさいわいです。