〈ナンクロメイト〉3月号(マガジン・マガジン)発売中。担当の新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――
私が「健康診断をしたら、血圧とコレステロールの数値が悪かった」というと、S根さん「ああいうものはしない方がいいのです。やると体によくない」。
「S根さんは、どこも悪いところはないのですか?」
「ぼくは大丈夫ですよ、ハハハ」
- 菅原健介+cocoros研究会『下着の心理学 洋服の下のファッション感覚』(朝日新書)
- 蓮見恭子『女騎手』(角川書店)
- 牧野修+田中啓文『郭公の盤』(早川書房)
私が「健康診断をしたら、血圧とコレステロールの数値が悪かった」というと、S根さん「ああいうものはしない方がいいのです。やると体によくない」。
「S根さんは、どこも悪いところはないのですか?」
「ぼくは大丈夫ですよ、ハハハ」
でも、よく話を聞いてゆくと彼にも生活習慣病があるのです。
「年をとると、誰だって病気のひとつやふたつありますよ、ワッハハハ」と、70歳間近のS根さん。
昔から、あれこれ大まかなところがある人だとは思っていましたが、健康問題についてもそうなんですね。
でも、こういう態度でいる方が、心身ともに元気でいられるのかもしれません。
「ベストSF2010」、締切は月末ですがお早めの投票をお待ちしています。