今年はハナズオウの花も遅く、今が見頃の木もあちこちにあります。マメ科の落葉低木。低木とはいえ、かなり大きく育つようです。
やや紫がかった赤色の花が独特。この花の色をなんと呼ぶのがいいのか、毎年、考えてしまいます。
一般には「紅紫色」と表現されていて、それはそれで間違いないと思いますが、もっとしっくりする言葉はないものでしょうか?
蘇芳色といえばいいようなものですが、蘇芳はもっと地味で渋い赤ですよねえ。
「スカーレット」と呼ばれる赤はどうでしょう? もっと血の色に近いのかな。「マゼンタ」?
あれこれ考えて、結局、「花蘇芳色」としか思いつかないというのがオチですが、ああ、でも、何か良い言葉がありそうな……。