お昼前から、何度かにわか雨が降りました。おかげで最高気温 30.8℃(隣町アメダス)。地面もかなり潤いました。良かった、良かった。
10日ほど前に食べた沖縄産マンゴーの種を、殻と薄皮を剥いて水に浸しておいたら芽が出ました。昨年はせっかく出た芽が腐ってしまったので、今年は大事に育ててみたい――と思って、経過を見つめていたら、昨日、最初の芽の横に新たな芽が出現しているのを発見。
いったい何事かと調べてみると、マンゴーの種子には「多胚性」のものがあるというのです。
種に胚がひとつだけのものは「単胚性」。ほとんどの植物はこれらしい。例外的に、ミカンの仲間やマンゴーに多胚性のものが見られるとか。
多胚性の種子には胚が2つ以上あり、そのうち1つは受粉によって雄花と雌花の遺伝子が混ざった芽になるそうですが、残る胚が育つと母株のクローンになります。
交雑株は親の性質をそのまま引き継ぐわけではないので、一般的に、苗を育ててもまともな果実はならないのですが、多胚性種子のクローン株は母株と同じ性質なので実がなる可能性が高いとか。頑張って育ててみたいと思っています。
ちなみに、勢いの良いのがクローン株だそうで、最初の大きい方を大事にした方がよさそうです。