朝から小雨。都心では未明に雪が舞ったようですが、ここ多摩地域ではどうだったのかな。配達された朝刊が雨対策されてなかったところを見ると、降らなかった可能性が高いのですが。
そんなお天気なので気温は上がらず、日中でも3℃台どまり(隣町アメダス)。着ぶくれて過ごしました。
夕方、雨がやんでいる時間に、近所の公園まで出かけ、まわりの道路で落ち葉掻き。
道をきれいにするというよりは、腐葉土の材料集めです。雨の後で集めるのは、よい具合に水に濡れているから。乾いた葉を積み上げると、たっぷりの水で湿らさなければならないのですが、最初から濡れていれば不要。まぁ、一種の手抜きです。
このところ楽しみにしているのは毎日新聞歌壇。短歌の投稿欄です。
ここに、最近、小杉なんぎんという方が作品を寄せるようになりました。大阪の方ではわりと知られた才人なのかな。『大阪人の格言:苦しいときこそ笑わなアカン! 』(徳間文庫)をはじめ、何冊か著書もおありです。
昨日の歌壇に載っていた短歌は――
- 成功も失敗もない日向ぼっこ勝利も敗北もない日向ぼっこ
選者の加藤治郎さんは「恩寵のような歌である。皆が等しく享受できるひとときがある。久しく忘れていた幸せを思い起こす」と評されていました。いいですねえ。
小杉さんは、その昔、〈SFアドベンチャー〉誌で連載していた「ショートショート塾」の常連さん。あの頃は「小杉なんぎ」を名乗っておられたのですが、その後「ん」がついて運も良くなったのでしょう。ご活躍を祈っております。