あまりお日さまは覗かなかったのですが、もやっと暖かい空気がやって来て、最高気温 20.6℃(隣町アメダス)。
満開になった桜が早くも散り急ぎ始めています。
夕方の散歩は武蔵野公園へ。何種類かの桜の木があるのでソメイヨシノ以外の桜を愛でてみました。
これはオオシマザクラ。
野生の桜のひとつだとかで、大島をはじめとする伊豆諸島に多く自生するのでこの名があるそうです。
ご覧のように純白の花ですが、若葉が同時に見られるのでよけいに瑞々しい感じがあります。「清楚」という言葉が似合う桜。
桜餅にはこのオオシマザクラの葉を使っているそうです。香りが高く(クマリンという成分のおかげ)、山桜とちがって産毛がなくて食べやすいから。美しく、香り高く、美味しい桜なんですね。