惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

キタサン沈没

2017-06-25 21:17:40 | 競馬

 今日もスポーツ観戦に力が入りました。

 午後3時40分、競馬・宝塚記念。
 キタサンブラックが圧倒的に強そうなので、馬券は買わず、勝ちっぷりを確認するつもりでテレビの前に座りました。

 最外枠からのスタート。スムースに出て、前をうかがいましたが、シュヴァルグランとシャケトラが先頭争いをしているのを見てか、無理をせず、3~4番手につけて向う正面へ。上り坂で後ろからデムーロ騎手のサトノクラウンにせっつかれる形で前へ出そうになったものの、まだ我慢。少し口を開いているように見えたのは、どんなサインだったのでしょうか?
 3コーナーから最終コーナーにかけて外側からしかけ、最後の直線でアクセル全開――かと思いきや、不発。まるで故障でも起こしたかのようにズルズルと馬群に沈み、さらに後方へ。出場11頭中9着という無残な結果に終わりました。
 武豊騎手は、敗因について「よくわからないです。全部勝つっていうのはむずかしいですね」とコメントしたとか。
 優勝はサトノクラウン、2着は横山典弘騎手の乗ったゴールドアクターでした。

 強くても、必ず勝つとは限らない。それはわかっているのですが、やはり驚きでした。なんとなく、馬の精神的なものなのかなぁと、思いはするのですが……。精神的なスタミナが切れていたのか、と。

 午後5時50分。
 今度は陸上全日本選手権、男子200メートル決勝。

 昨日、100メートルを制したサニブラウン・アブデル・ハキム選手の走りっぷりを見たいと思いました。
 スタートは特に良かったようには見えませんでしたが、悪くもない。すぐに先頭に立ち、そのままリードを保って、ゴールを駆け抜けました。

 「疲れが残っていたので、後半、もたないと思い、最初から飛ばした」とのことだったそうですが、確かに、ゴールした瞬間、顔を歪ませ、つらそうな様子でした。力を振り絞っての力走だったのでしょう。
 タイムは20秒32、自己ベストでの優勝。100、200両種目の制覇は見事としかいいようがありません。
 伸び盛りなだけに、この先、楽しみです。世界陸上でも活躍して欲しい。