寒い、寒い。
日中、いちばん気温が高かったのは、午後1時の11.1℃(隣町アメダス)。それ以外のほとんどの時間が10℃台で推移しました。
夕方、冷たい雨の中を、傘差して散歩。
途中でブックオフに立ち寄り、低価格CDの棚を眺めていて、アーロン・ネヴィルの1991年のアルバム『ウォーム・ユア・ハート』を見つけました。
アーロン・ネヴィルは巧いとは思うものの、そんなに好きな歌手ではありません。家にも、エアチェックの曲はあるけれど、CDはない。でも、これは280円ということもあって、食指が動きました。
帰って聞いてみると、すごく良いんですよ。どうやら、アーロンのアルバムとしては最初のヒット盤らしい。プロデュースはリンダ・ロンシュタット(!)とジョージ・マッセンバーグ(こちらは知らない。スミマセン)。
リンダ・ロンシュタットはリタ・クーリッジとともに、アーロンとデュエットしたり、バックボーカルに加わったり。あと、バックミュージシャンとして、ライ・クーダーやドクター・ジョンの名も見えます。
全体的には、気取らないけれど、洗練されたソウル。カントリーや南部スワンプの香りも漂っています。
メロディアスな曲が多く、私のような古いポップスの耳にも心地よい。ラストのシューベルトの「アヴェ・マリア」は映画のサントラやテレビコマーシャルとして、よく聞かれたとか。
思わぬ掘り出し物でした。愛聴盤になりそう。