本日のメイン行事は松飾りの取り付け。
いや、取り付ける前に買って来なくては。
去年まではホームセンター「Jマート」で買っていたのですが、閉店するというので売り払いセールをやっている最中。ここはもう松飾りどころではありません。
ここ数日、散歩の途中であちこち覗いてみたのですが、近所には気に入ったのがなかったので、多摩川の方まで自転車で出かけ、ホームセンター「クロガネヤ」で調達しました。松飾りと輪飾り合わせて642円也。無事、門の両脇に取り付けました。
Jマートもクロガネヤも、元は山梨から東京めがけて攻め上がってきたホームセンターです。多摩地区東部のここまでは来たものの、この先はどうなのでしょう? すぐ前でユニディとか島忠ホームセンターなどが侵入を阻止しているようにも見えます。
ホームセンターに限らず、スーパーやドラッグストアなど、チェーン店を展開している業界にとって、このあたりは激戦区。東京、山梨、神奈川などから進出して来た店がしのぎを削っています。お店は大変でしょうが、眺めているぶんには、なかなか興味深いものがあるんですよね。
仁賀克雄さんが亡くなられました。翻訳家、評論家、アンソロジスト。享年80。
私にとっては、フィリップ・K・ディックの短編を、浅倉久志さん以前に翻訳してくださった方という印象。高校生時代、〈ハヤカワ・ミステリ・マガジン〉にポツポツと載る仁賀さん訳のディックを読んでは、喝をいやしていました。
訃報で初めて気づいたのですが、お名前は「じんか・かつお」と読まなければならなかったのですね。ずっと「じんが」だと思っていました。
ワセダミステリクラブ以来一緒だった曽根忠穂さん(元〈奇想天外〉編集長)と仁賀さんのことを話した時も、正された記憶がなかったなあ。
本名「大塚勘治(おおつか・かんじ)」を逆さにしたペンネームだったのだから、濁ってはいけなかったのだ。
申し訳なかったと、今頃になって思っています。