今朝、市民農園で収穫した野菜です。
夏野菜があれこれ穫れるようになってうれしいのですが、左の方にあるキュウリ。かなり曲がってます。数字の「9」か「6」のよう。
おりしも今日の毎日新聞朝刊「季語刻々」欄では坪内念典さんが次の句を選んでいました――
- どうしても曲る胡瓜の寂しさは (原田暹)
曲がることを胡瓜が寂しいと感じているのか、胡瓜の寂しさが曲がってしまうのか。どちらともとれると、解題にはあります。
でも、曲がっていることは寂しいのか?
キュウリが曲がる理由は、水不足、栄養不足、株の劣化といったところらしい。要するに、養分が片寄って流入するので片側の成長が足りなくなってしまうのでしょう。
今朝のキュウリは付け根はまっすぐ伸びようとしたのに、先っぽで具合が悪くなったみたいですね。
付け根が先に太るとしたら、後半に何かがあったことになるし、その逆かもしれない。
「へん! 曲がっちゃったわい。何か文句あるか?」というキュウリの声が聞こえてきそうで、私には、そんなに寂しそうには見えないんですけどね。