土・日は大宮のソニックシティでの第58回日本SF大会「彩コン」に参加。
土曜日は、まず「小松左京寄席」の部屋へ行き、小松さんの作品が講談、落語、浄瑠璃になって語られるのを堪能。その後はディーラーズルームで売り子のお手伝いをしながら、色々な人たちと歓談。
近郊なので、夜は自宅へ。
日曜日は当事者として参加する企画が2つ(3コマ)あって、ちょっと大変。
午前中いっぱいをつぶしての「SF創作講座」では、投稿作を縞田理理さんら5人で「ここはいいけど、ここらはちょっと……」とあれこれ講評。おもしろい作品が並んでいて、楽しませてもらいました。
短いお昼をそそくさと済ませた後は、「一の日会メンバーが語るヨコジュン」。今年1月に亡くなった横田順彌さん追悼企画です。
横田さんが40年程前のSF大会でやった落語の録画なども交えて、故人の思い出を語り合いました。
その後、メンバー一部との「打ち上げ」に参加してしまったのでヨレヨレになり、ディーラーズルームでのお手伝いをパスしてしまったのは反省材料。林さん、すみませんでした。
〈小説推理〉9月号が発売になりしまた。担当しているSFレビューで次の4作を取り上げています――
- 劉慈均『三体』(大森望、光吉さくら、ワン・チャイ訳/立原透耶監修、早川書房)
- 郝景芳(ハオ・ジンファン)『郝景芳短篇集』(及川茜訳、白水社)
- 宮内悠介『偶然の聖地』(講談社)
- 菅浩江『不見の月 博物館惑星Ⅱ』(早川書房)
『三体』は今どきのSFとしては異例の売れ行きを見せているようです。当然かなという気もします。とても面白い。