事実上の引退宣言をしたかと伝えられたアリーナ・ザギトワ選手が「そんなつもりはありません」と表明しています。
彼女のインスタグラムで、日本語のメッセージを読みました。
「引退宣言」をしたテレビ番組について、「テレビ出演の際、私は不安で、自分の考えをはっきりと伝えることができませんでした」と言い、スケートは自分の人生そのものだとして、支えてくれるコーチ陣へ感謝も述べています。
そして、「私は活動休止も『引退』するつもりもありません」と、報道を否定。「可能な限りすべてのタイトルを獲得したアスリートとして、私は常に表彰台の一番上に立ちたい」と、今後、厳しいトレーニングに臨むことを宣言しています。
これでザギトワ選手に関しては、ひとまず、寂しい思いをしなくてよいこととなりました。新たな技術を獲得するとともに、美しい滑りにさらなる磨きをかけてもらいたいと思います。
とはいえ、フィギュアスケートという競技が抱える問題点が解消したわけではないんですよねぇ。そこをうまく解消してゆく道を、ザギトワ選手とともに考えてゆく必要があるのではないでしょうか。