しばらく前から「あれ、何の木?」と家の人がいっていた謎の植物がありました。
大規模な工事が行われている中央道の三鷹インター予定地(外環道と結ばれることになっています)のすぐそば。新しくとりつけられた道路の脇の畑に整然と何本もの喬木らしきものが並び、鈴成りに実をつけているのです。
これは今日、撮った写真。卵を2まわりほど大きくしたような実が幹からたくさん付いています。
2週間ほど前に通りかかった際には、広い葉が緑色をしていたのですが、今日はすっかり枯れ、触るとパリパリに乾燥しています。
あたりに人はいなくて、いったい何なのか聞くこともできません。たぶん作物なのですが……。
ということで帰宅し、ネットの図鑑をあれこれ見ているうちに、「これだ!」というものが目にとまりました。
パパイヤ。
間違いないようです。
パパイア科パパイア属の常緑小高木なのですが、多年草という言い方もできるそうで、春、苗を植えると夏には2メートルほどの「木」に育つとか。
写真の実はまだ熟さないまま、冬を迎えてしまったようです。
青いのは野菜として食べられますが(『青いハパイヤの香り』というフランス+ベトナム映画を観たことがあります)、これはどうなんでしょう?