朝から細かい雨が降ったりやんだり。午後になってもなかなかやみませんでした。
世田谷文学館で「井上ひさし展」が開催中だと知ったのは、今日になってから。
会期は、なんと、明日まで!
行きたいなあ。でも、もう日にちがない。なんで今まで気づかなかったんだろう?
行くなら今日か、明日。明日は最終日で混みそうだし、今日しかないかなぁ。でも、天気が悪い。
逡巡しているうちに午後も遅くなってしまいました。
色々考えて、展示を見ることはあきらめ、せめて図録だけでもと思い、雨がようやくやんだのを見定めて自転車で出かけました。
我が家から世田谷文学館へは東へ直線距離で5キロあまり。たいした距離ではありませんが、薄暗い中を、信号に引っかかりながらくねくねと走って30分かかりました。
文学館はほとんど人がいない状態。もう遅かったから無理もないかも。
入口近くのショップで図録を買うだけですが、手指消毒は当然として、体温測定、連絡先記入までやらされました。ま、コロナ禍のご時世、しかたありません。
無事、図録(1400円)を購入して、帰りは千歳烏山あたりで京王線を渡ろうと別の道をとったのですが、いつの間にかどこを走っているかわからなくなり、「こりゃ迷ったな」と喜びながら適当にペダルを漕いでいると「榎交差点」に出ました。
ここからなら仙川を抜ける道がある、と思ったものの、狭くて混雑する通りなので、やはり甲州街道へ出ようと右へ折れたのですが、なぜか、避けようとしていた道を走っていました。暗くて方向感覚でおかしくなっていたみたい。
というわけで、ちょっと時間がかかりましたが、それでも40分ほどで、無事、帰宅しました。
ひさしぶりに道に迷った感覚が味わえ、楽しうござました。