夕方、あまり時間がなかったので近所の「カニ山」自然広場へ行ってポッカール。薄暗い森の中で、むき出しの土の坂道や草の生えた坂道を走る練習をしました。
湿った土の斜面は、子どもたちが段ボールを尻に敷いて滑ったのでしょうか、つるつるに均されていました。
私もその斜面を利用して、勢いをつけました。まあ、段ボールの橇を高性能にしたのがポッカールといっていいんです。
〈遊歩人〉10月号(文源庫)が出ました。担当の新刊紹介欄で次の4冊を取り上げています――
- リチャード・コーフィールド『太陽系はここまでわかった』(水谷淳訳、文藝春秋)
- 草森紳一『不許可写真』(文春文庫)
- 大塚英志+東浩紀『リアルのゆくえ』(講談社現代新書)
- 宇野常寛『ゼロ年代の想像力』(早川書房)
『リアルのゆくえ』と『ゼロ年代の想像力』の2冊を併せると、1980年代・1990年代・2000年代と、ほぼ10年ごとの若者世代3つが見えてきます。どの時代も若者たちは生き方を模索している。
世代論で問題になるのは、どうしても若者が中心。子どもと大人の間で、どのような大人になるべきか悩まざるを得ないということなのでしょう。
しかし、最近はいくつになっても大人にならない日本人が増えてきた。そもそも「大人」とは何かがわからない時代になったといっていいかもしれません。
大人になんかならなくていいと思ってる人も多いでしょうね。否応なしに大人にならざるを得なかった時代に比べ、良いのか、悪いのか。両面があるんだろうなあ……。
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