午後2時から両国のお江戸両国亭にて「立川三四楼勉強会」。
ホッとするというか、ハラハラするというか……独特の芸風ですね。
上記は矛盾する表現ですが、「ホッとする」というのは押しの強くない、弱気な性格が出てくるところ。アクの強い、やる気まんまんという人より、こういう人の方がそばにいてホッとします。
「ハラハラする」というのは「こんな人が高座で人のウケをとろうとしてて大丈夫だろうか」とか「あ、また詰まっているみたいだが、ネタを忘れちゃったんじゃないだろうか」とか、色々と心配してしまうところ。このままいって、もっと馴染んでしまえば良い持ち味になると思いました。
今までは新作中心できたが、来年からは古典に身を入れるとのこと。今日も「牛ほめ」と「寿限無」、2つの初歩的な古典をやりました。
後者が凄かった。「じゅげむじゅげむごこうの……」と始まるところが、のっけから「ジュネーブ、ジュネーブ……」ですものね。途中、チューインガムは出てくるわ、グリム兄弟は出てくるわ、なんだかわからない。
古典でやってゆくといっても、こんなのだったらお客は引っくり返って喜びますよ。
今度、6月12日(月)には下落合の美容院で開かれる寄席に出るらしい。お近くの方は気に留めてやってください。
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