日本海の低気圧に向かって南風が吹き、日中は気温が上がりました。最高気温15.1℃(隣町アメダス)。
なのでちょっと薄着して、午後は近所の散歩。久しぶりにポッカールをぶら提げて出ました。 行き先はカニ山。
途中、小学校のプール脇にある農家の庭で、ケヤキの幹にレモンのような果実がたくさんしがみついているのを見ました。
大きさも色もまるでレモンですが、これはキカラスウリ。オレンジ色のカラスウリ兄弟分で、こちらの方が人間にとっては有用。根や種子を薬用にするそうです。種子は去痰、鎮咳、鎮痛、消炎に。根からは純白できめの細かいでんぷんがとれる。赤ちゃんのあせも取りに使う「天瓜粉(天花粉とも)」です。
写真は、風のため枯れた葉がブレています。
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