今日は日本橋三越本店へ出かけ、「第70回 日本伝統工芸展」。
毎年、秋のお楽しみなのですが、こんなに暑い日に出かけることになるとは。最高気温 33.2℃(隣町アメダス)。
木工、金工、焼き物、漆芸、染織などおびただしい新作工芸品をじっくり見てまわりました。2時間かかった。
いつも思うことですが、こんなに繊細で美しい工芸品が生み出されつづけていることに日本の力を感じます。いつまでも大事にしてゆきたい。
たくさんの作品の中で、今年は可愛い茶注(ちゃちゅう/ちゃつぎ)が特に印象に残りました。ちっちゃくて可愛い。こんなのでお茶を淹れてみたいものだと思いました。
その場で売れた作品には、解説の札の隅に赤いラベルが貼ってあります。
すでにかなりの数が売れていましたが、いったいどんな人が買うのだろう?
一度、挑戦してみたいものですが、ふところにどれだけ用意する必要があるのか。怖くて、無理だと思います。
一方、作者が「売りません」といっているものには、やはり解説札の隅に小さな灰色のラベルが貼ってあります。
手元に置きたいのか。それとも知人に渡すつもりなのか。興味がそそられます。
日本橋に出たのだから、お昼はひさしぷりに金子半之助で天丼をと思ったのですが、午前11時を過ぎたばかりだというのに、本店前にはすでに長蛇の列が。
店の人の話では「1時間半待ち」だというので諦め、近くのコレド室町の重慶厨房へ回り、中華麺を食べました。美味しかった。
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