惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

2008-07-01 20:29:58 | 野鳥
 今日から7月。1年も後半に入ってしまった。
 前半のことは忘れ、良い年にするため、これから頑張るしかありません。

 お天気が良いので、夕方、クロスバイクでポタリングに出かけました。
 特に行く先を決めていたわけではありませんが、三鷹通りをほぼまっすぐに北上して30分あまり、西東京市と練馬区の境界にある武蔵関公園に着きました。池があり、木がうっそうと生い茂っていて、小さいながらとても良い雰囲気。

 入り口近くに自転車を止め、歩いてぐるっとひと回りしてみることにしました。
 池の名は「富士見池」。南北に細長いヒョウタン形をしていて、両端の膨らんだ部分には島があります。

 池にはカワセミがいるらしく、それらしい止まり木などが用意されていましたが、今日は姿が見えません。

Kaituburi0807  その代わりというわけではないのですが、カイツブリが子育てをしているところに遭遇しました。水草や枯れ枝などで作った浮き巣に母親が陣取り、2羽のヒナが巣のまわりを泳いだり、巣に上がって母親の羽の下にもぐりこんだり。
 巣はもう1つあって、こちらは現在、抱卵中の様子。近いうちに、こちらでもヒナの誕生でしょうか。

 池のまわりをひと回りすると約1キロ。元の場所に戻ったので、自転車に乗って帰途につきました。
 帰りはルートを西寄りに取って、武蔵野中央公園の脇を南下。五日市街道、井の頭通りを横切り、玉川上水に突き当たったところで、上水沿いを三鷹まで。そこからまた三鷹通りを走って自宅まで帰りました。
 約2時間のポタリング。とても快適。

 あ、忘れるところだった。「鳰(にお)」はカイツブリの古名だそうです。


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2 コメント

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[鳰]は「しながどり」とも言って、両方とも万葉集... (N)
2008-07-03 12:03:31
[鳰]は「しながどり」とも言って、両方とも万葉集によく出てくるようです。花の名前もよくでてきます。日本人は昔からまわりのものに気をとめていたんですね。
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 ご教示、ありがとうございます。 (森下一仁)
2008-07-03 20:30:34
 ご教示、ありがとうございます。
 万葉集にいくつかあるのを読みました。巻11の相聞歌「思ふにし余りにしかば鳰鳥のなづさひ来しを人見けむかも」(恋しいあまりにカイツブリの潜り泳ぎの難渋さながら通って来たのを人は見たかもしれない)は印象的でした。
 古代の日本人が、同じ鳥を見てこんなことを考えていたのかと思うと、感慨が深いですね。
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