惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ジャガ芋掘り

2007-06-23 20:49:21 | 日記・エッセイ・コラム
 よく晴れて暑い。昨日は天気が悪かったので、つい夏至であることを忘れていましたが、そのぶんを取り戻すような青空です。

 朝、「お客様優待」事業で農協の畑に招待されて、ジャガ芋掘り。
 2メートルほどの畝をあてがわれ、ジャガ芋を収穫しました。
 軍手をはめた手で土を掘り返すと、ごろごろとお芋さんが出てきます。「良いとこ取り」だけど、とても楽しい。
 たくさん取れたので、しばらく食卓にジャガ芋料理が並びそうです。

 午後は自転車で東八通りの家電量販店へ。アウトレット店に衣替えするため、棚ざらえをするというお知らせがあったのです。全品、表示価格の20~50パーセント引きだという。
 行ってみると、店の中はお客でごった返しています。「とりあえずプリンタ用のインクでも」と思っていたのですが、すでに棚は空っぽ。皆、考えることは同じなんですねえ。
 それでも、SDメモリカード(1G)とデータ用CD-R(どちらもデジカメのデータ保存用)をとても安く買って、ホクホク。なんだか申し訳ないみたい。


緑陰計画

2007-06-22 20:09:24 | 日記・エッセイ・コラム
 ひさびさに雨。野川の流れも勢いを取り戻しました。

 こういうお天気だと本来の読書生活に邁進できるはず――なのですが、ちょっと締切に余裕があるとすぐに別のことに気が向いてしまいます。
 今、気にしているのは、2階のベランダまで伸びてきているヤマイモの蔓の行方。以前、ムービーでご覧いただいた時は先端が手すりを乗り越えたぐらいだったのですが、今はもうかなりはびこって、屋根にまで這い登ろうかという勢い。そうなってしまうと、先々、樋に枯葉がたまったりして面倒なので、あまり上には行って欲しくない。そのぶん、なんとか軒先あたりで葉を 繁らせてくれれば夏の日差しを遮ってくれるのではないかと、あれこれ画策しているのです。
 で、時々ベランダに出ては茎の支えを作ってみたり、伸びてゆく方向に手を加えてみたり。

 ま、今年はうまくゆかなくても来年はもっとうまく……というぐらいの計画ではありますが、毎日、気にならないかというと、全然そんなことはなくて。


えっ、ソノラマが!

2007-06-21 21:06:44 | 本と雑誌

 9月末で解散するとか。→「読者のみなさまへ 店仕舞いについてのお知らせ」

 いっぱい思い出があります。読者として、作家として。
 初めて朝日ソノラマの本を買ったのは、たぶん小学校高学年の頃。テレビアニメ(確か「狼少年ケン」)の主題歌がソノシートで付いた絵本のようなやつでした。ソノラマは、フランスからソノシートを販売するライセンスを取得して出発した会社だったはず。
 出版社として意識したのは、大学生の時。井上ひさしさんの初めての小説(自作のラジオドラマのノベライズ)『ブンとフン』を買って、その面白さに驚嘆したものでした。井上さんに小説を書かせたのがソノラマ文庫の初代編集長・石井さんだったことは、後で知りました。

 作家としては、雑誌〈獅子王〉と〈グリフォン〉でずいぶん仕事をさせてもらいました。連載した小説は文庫にしてもらいましたし、〈グリフォン〉の小説投稿コーナー「創作ジム」を担当した際には、多くの有望な書き手と出会わせてもらいました。これらは私自身の大きな財産となっています。

 知り合いの編集さんたちはどうなるのかなあ。希望すれば親会社の朝日新聞社に勤めることになるようだから、先行きの心配はあまりないのかな。
 とはいうものの、永年お付き合いした会社が消えるのは寂しい限り。ソノラマ文庫が開拓した、ビジュアル面を重視した若者向け路線は、その後のライトノベルへと繋がりました。文化史的にも大変重要な功績のあった会社です。


カワセミ動画

2007-06-20 20:53:29 | 自然

 今日も暑い。昨日の予言(?)が実現するのは、もう少し時間がかかりそう。

 昨日まで根を詰めた反動で、今日は何をやっているのかわからないうちに(「寝てた」という家族もいますが、昼寝はほんの10分ほどです!)一日が終わってしまいました。
 で(何が?)、数日前にたまたま撮れたカワセミのムービーをアップさせていただきます。あまりアップにできなかったので、いつもより大きな画像で撮ってみました。

カワセミ(その1)

 まじめに散歩をしていれば、たまにはこんな場面に出くわすこともあるのです。


カワラヒワ

2007-06-19 20:55:51 | 自然
 某誌が来月開かれる国際ブックフェアがらみで締切を3日も繰り上げたので、ちょっと頑張っておりました。

 とはいえ、夕方の散歩は欠かせません。
 いつものように野川のほとりを歩いていると、対岸にスズメに似てはいるものの、やや様子の違う鳥を発見。ズームレンズの威力を発揮して撮影してみると、体の脇が黄色い鳥です。何より、尻尾の先が燕尾服のように分かれているのがお洒落。

Kawarahiwa0706  図鑑で見てみるとカワラヒワでした。
 この写真ではわかりませんが、嘴も太く頑丈で、植物の種子を食べるのに向いているそうです。今は川原にたくさん実っているナタネを餌にしているのでしょう。

 入梅後の日照り(?!)で、野川は水量が減ってきました。でも、昨日あたりから蒸し暑くなってきたので、そろそろ梅雨前線も復活しそうです。雨はうれしくはないけれど、降らないのも困りもの。普通がいちばんですね。