惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

鵯の足

2008-02-16 18:40:39 | 自然
 このところ小鳥の足に注目していますが、今日はヒヨドリ。
 写真は身を乗り出して牛脂を食べようとしているところ。

Hiyo0802  なぜ牛脂がこんなふうにぶら下げられているかというと、ヒヨドリやムクドリなど大きな小鳥(変な言い方かも)が食べに来るとあっという間になくなってしまい、供給が追いつかないからです。大型の鳥には食べにくいように意地悪をして、シジュウカラやメジロなどの分け前を増やすようにしてみたのです。
 針金をこの長さにすると、ヒヨドリやムクドリは無理をしてようやく嘴が届く程度。食べられないわけではないのですが、思う存分食べまくるというわけにはいきません。メジロとシジュウカラは垂直な針金にもつかまることが出来るので、多少苦労はするものの、好きなだけ食べられます。
 ただ、スズメはダメですね。恨めしそうに見るだけ。ムクドリなどが食べ散らかしたカケラを、地上で拾って食べています。

 さて、写真のヒヨドリですが、左足に注目してみました。
 通常は他の鳥同様、前向きに3本、後ろ向きに1本、指を配置してとまるのですが、この場合、左足では後ろ向きに2本の指が見えます。ちょっと変わった配置。
 思うに、ぐんと前傾した場合、後ろ向きの指には体重が強くかかるので、それを支えるために1本増やしたのではないでしょうか。勝手な推理にすぎませんが、もしそうだとしたら鳥も結構、器用なことをするものです。