朝、戸外は凍てついていました。
濡れたまま玄関外の傘立てに立てておいた傘はバリバリ。門扉の鍵が半分凍って開けにくくなっていました。
庭のゲートはもっと凄かった。鍵穴には溶けた雪が流れ込んでそのまま凍ったらしく、鍵が入りません。当然、開錠不能。
ゲートの中央部分にはスチール製の落とし棒があって、地面の穴に嵌まるようになっているのですが、これも穴の中の氷と一体化して動かすことができません。
いつものルートでは庭に入ることが出来ず、ぐるりと裏から回って庭に出て、小鳥の餌を用意しました。
でも、こういう朝は庭を眺めるのが楽しいんですよね。
日の光が当たると、あちこちから湯気が立ちのぼり、葉先のしずくがプリスムとなって七色の光を振り撒きます。太陽の恵みを感じるひと時でした。