夕方、琥珀橋の上を通りかかると、昨日と同じ木の枝にカワセミがとまっていました。川面――というか、水中を睨んで、漁のまっ最中。
今日は撮影はせず、じっくり観察してみることにしました。
今日は撮影はせず、じっくり観察してみることにしました。
寒さのせいで川に小魚があまり泳いでいないのでしょうか、カワセミはなかなか水に飛び込もうとしません。枝の上で向きを変え、狙う場所を変更したりしています。
やがて、ボッシャーン!
失敗。さっきとは違う枝にとまって、また水中を睨み始めました。
そんなことを3回ほど繰り返したものの、一向に餌が取れる気配がありません。諦めたのか、川上目がけて、低く飛んでいってしまいました。この間、約10分。
ところで、そうやって私がカワセミを観察している間、遊歩道のフェンスに寄りかかって、じっとカワセミを見ているもう1人のオジさんがいるのです。
カワセミが飛び去るのを見て、ようやく歩きだしましたが、世の中にはヒマな人がいるもんですねえ。