惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

続・翡翠

2008-02-15 20:35:53 | 日記・エッセイ・コラム
 夕方、琥珀橋の上を通りかかると、昨日と同じ木の枝にカワセミがとまっていました。川面――というか、水中を睨んで、漁のまっ最中。
 今日は撮影はせず、じっくり観察してみることにしました。

 寒さのせいで川に小魚があまり泳いでいないのでしょうか、カワセミはなかなか水に飛び込もうとしません。枝の上で向きを変え、狙う場所を変更したりしています。
 やがて、ボッシャーン!
 失敗。さっきとは違う枝にとまって、また水中を睨み始めました。

 そんなことを3回ほど繰り返したものの、一向に餌が取れる気配がありません。諦めたのか、川上目がけて、低く飛んでいってしまいました。この間、約10分。

 ところで、そうやって私がカワセミを観察している間、遊歩道のフェンスに寄りかかって、じっとカワセミを見ているもう1人のオジさんがいるのです。
 カワセミが飛び去るのを見て、ようやく歩きだしましたが、世の中にはヒマな人がいるもんですねえ。