惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

買えませんでした

2009-04-24 20:45:02 | まち歩き
 我が町の「プレミアム商品券」。
 各地でやっている地域振興券の当地版です。1セット1万円で500円の商品券が22枚買える。1000円分お得なんです。

 今日から発売ということなので、我が家でも昨日から「何セット買おう?」と家族で相談していたのです。1人10セットまで買えるということでしたが、商品券が使えるのは7月末なので使い切れる分にしなくてはならない。家族で5セットぐらいか、などといっていたのですが……。

 今日、昼過ぎに家内が販売所(市内のあちこちの商店など)に出かけてみると、どこも完売で後の祭り。朝から並んで買う覚悟が必要だったみたい。
 あとで説明をよく読んでみると全部で3万セットしかなかったんですね。1人が10セット買えば、3000人しか買えません。5セットでも6000人。これはムリだわ。

 というわけで盛大に消費生活を楽しむ計画は泡と消えました。わたしんちには似合わないということなんでしょうね。


枯れた

2009-04-23 20:30:52 | 園芸
 今日、ツバメを見かけました。
 野川の水面をかすめるように飛んでいた。スピードがあってカッコイイ。
 住んでいるところにツバメがいると思うと、なんとなく嬉しいんです。

 ブルーベリー(メンデイト種)の残っていた葉や花も萎れてしまったので、思い切って木全体を根元から切りました。すると幹そのものが内部まで茶色く枯れかけていました。もうダメか……。

 以前、イヌツゲの木が枯れた時、切った根元からひこばえがたくさん生えてきて甦ったことがあるので、この株も水遣りだけは続けてみるつもりです。


若葉の下でポッカール

2009-04-22 20:58:15 | ポッカール
 夕方、久しぶりに野川公園まで出かけてポッカール。

 公園は木々の若葉が生えそろい、一面の緑です。その下の坂道をポッカールで転げ落ちる。実にいい気分です。
 心なしか今日は良く走れたような……。

 以前にも書きましたが、公園の北側区画にある緩いスロープを、倒れるか倒れないかというぐらいのスピードで走るのが楽しいのです。今日は向かい風だったので、なおさら困難な走りとなりました。
 コースから逸れて倒れそうになるのを必死で立て直し、なんとか思い通りの方向に持ってゆく。その時には、お腹から脇腹、腰あたりの筋肉に力が入ります。こうやって走っていると下腹部が引き締まるような気がして、その効果も楽しみ。

 お腹ポッコリが気になる人は、ぜひポッカールを試してみてください。家の中でバランスボールに座るよりは楽しいと思いますよ。


ブルーベリーその後

2009-04-21 20:49:47 | 園芸
 鉢が小さいのではないかと指摘してくださった方がいたので、植え替えました。
 鉢から外してみると、根が内側にびっしりという状態ではありません。まだかなり伸びる余地があるのです。
 やはり、たちの悪い菌に侵されている可能性が高いですね。残る枝や葉も元気がなくなってきているような……。奇跡を待ちたい気分です。

 高千穂遙さんに教えてもらった宇都宮の自転車レーンの報告
 なるほどこれなら間違いなしの自転車レーン。武蔵境通りとは別ものですね。

 遅ればせながらスーザン・ボイルさん(youtubeの映像・日本語字幕つき)。
 私も大変に感動いたしました。


J・G・バラード

2009-04-20 21:03:44 | 本と雑誌
 19日(日)に逝去されたとか。享年78。

 たぶん短篇「溺れた巨人」1作でも、忘れることの出来ない作家になったはず。しかし『ヴァーミリオン・サンズ』という輝かしいオムニバス集があるので、1作だけといわれればこちらを挙げることになるでしょう。

 初期の破滅長篇群では『燃える世界』が好き。
 中期(?)の『クラッシュ』も強烈でした。
 後期では『太陽の帝国』と『女たちのやさしさ』でしょうか。

 SFそのものを考える上でも、常に刺激的な作家でした。彼が唱えた「インナー・スペース」や「コンデンスト・ノヴェル」という概念は、想像力と現実と芸術とを考える際の貴重な手がかりとなります。

 描き出す世界の異様な美しさと、登場人物たちを衝き動かす無意識の力の組み合わせはバラードだけのもの。比類なき世界を築きました。
 ハインライン、アシモフ、クラークは自分たちを「世界3大SF作家」と呼びましたが、私としては、バラード、ディック、レムという3人の取り合わせもあるのではないかと思っています。

 素晴らしい作品を読ませてくださってありがとうございました。